BOKURA×Ascendersパートナーインタビュー(後編)

インタビュー

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前編では、これまでの経歴とBOKURAの魅力について語ってくれた2人。
後編では、今後の目標とスポーツ業界で活躍する人材になるために必要なことについて迫った。

■「スポーツのファンとスポーツで町を彩りたい」

山本:今後の目標を聞きたいのですが。BOKURAさんの中でやっていきたいことを教えてください。

清野さん:目標は入社する前から変わっていなくて、一般企業の仕事もしたいですけど、スポーツ好きだし、スポーツの仕事もしたいし、やっぱ目標はスポーツに置いてます。

色んなチームが全国にあったり、世界を見渡せばもっと広いですけど、日本にプロスポーツチームと実業団は何百とありますけど、チームから発信される情報や対応(テレビ、SNS、Webの記事など)にファンの人が物足りなさを感じているとは思う。

チームのファンとかサポーター、ブースターを見ると、もっとこういう情報を出して欲しいとか、もっとエンタメとしてのコンテンツが見たいとかあって。ちゃんとお客さんが楽しめる、不満足感を覚えないようにそういうのを実現できればいいなとは思います。お客さんが楽しめたり、チームと信頼関係築けたりできるように、全国的にサポートしていきたいです。

山本:それは全チーム、全スポーツですか?

清野さん:サッカーとかバスケ、野球、競技関わらずですね。ファンの人が増えたり、もっと多くの人に愛されればもっとスポーツ界がよくなると思う。例えばチームの営業担当や地域担当、グッズ担当の社員さんたちも働きやすくなると思いますね。

山本:そうですね、チームの中の人がやりやすくなりますよね。では、浜田さんはどうですか?

浜田さん:ずっとスポーツに関わってきた中での目標は、スポーツのファンとスポーツで町を彩りたいっていうのは大きな目標であるんですけど。

今の目標としては、BOKURAで働く人がもっと100%120%で働けるような体制を整えることをしたいです。みなさん結構営業とかでいないんですけど、私は結構会社にいるんですよ。帰ってきてすぐ営業行けたりとか、体制作りを手伝っていきたいです。

山本:いやすごいですね。入社してすぐに社内のことまで見れるっていう視点は。やっぱりそれはみんながそういう空気感だから積極的にやっていこうってなるんですかね?

浜田さん:たぶんもっと営業に行きたいとか思っている人もいるけど、会社での仕事もあるのが負担になっている部分で、私ができるものはもらって、思う存分みんなが営業に行けるようにしたいです。

山本:助け合いの精神が素晴らしいですね。BOKURAさんは今、社員は何人ぐらいいらっしゃるんですか?

清野さん:10人ですかね。

山本:宍戸さん含めてですか?

清野さん:そうですね。あとは業務委託の方ですね。

山本:いいですね、10人でチームができている感じが。結構若い人が多いんでしょうか?

清野さん:いや、そんなに若くないですよ(笑)30代が多いですね、20代が逆に3人しかいないですね。結構少ないです。

山本:あ、そうなんですね(笑)宍戸さんは一緒に働いていてどんな印象ですか?

浜田さん:人の懐に入るのが上手いというか…すごく人当たりがいい感じがします笑

清野さん:営業だからね、車売ってたからね元々(笑)

山本:なるほど、そこからですよね。車売ってからマーケティングをしたんですもんね(笑)

清野さん:僕個人の話だと、性格が合うので結構働きやすいかなと思います。んー、優しいよなー。

浜田さん:優しいです。

清野さん:優しすぎるのかなって少し思うんですけど。スタートアップとかベンチャーみたいな会社のステージですけど、そういう経営者ってガツガツしてたりとか、上場だーみたいな感じで勢いがすごいイメージで。

結構会社で厳しかったり、大鉈を振るったりみたいなイメージがあると思いますけど、結構真逆かなと思います。優しいし、温厚だし、人の事は信じるみたいな、ベンチャーっぽくはない社長かなとは思いますね。

山本:その中で、着実に伸ばされているっていうのはすごいことですよね。


■スポーツ業界で活躍する人材になるには?

山本:ここからはスポーツ業界に対して話をしていこうと思います。

浜田さんは元々スポーツの仕事をインターンでされたり、チームでマネージャーをやられていて、他のところも見て、今は外からスポーツをコンサルしていく立場になると思うんですけど。

SNSのマーケティングなどBOKURAさんの得意ジャンルから見て、日本のスポーツ界のここがうまくいってないとかどの辺が1番課題だと思いますか?

浜田さん:こういう業界に入らない限りスポーツの中のことって知ることができなくて、一歩目が難しいじゃないですか。チームの風潮によっては、新しい風を吹かせづらく、インターンにも反対という方はいましたね。

山本:え、それはなんで反対されてるんですか?

浜田さん:受け入れ体制の人出不足ですかね。そういう空気感があったのでグイグイ行けなかったです。なのでもっと循環良い業界になったらいいなと思います。

山本:若い風や新しいものが入りやすい空気を作るということですね。

清野さん:新しい事にあんまりチャレンジしないかなという印象がありますね。チャレンジしても、元々企画とか業界とか分野っていうのは尖ったものなのに、丸くなってしまうところはありますね。なぜかというと極端に炎上を怖がってる。

自分、広報やってたのでわかるんですけど、企画系は意外と炎上しない。道徳的に正しいとかそういう方向にばかり行ってしまっているから、エンタメとしての質が落ちてしまうと感じました。

山本:これは自分も思うところはあって、J2とかJ3ならもっとトライしてもいいのかなと思いますね。普通にやっててもJ1よりバズるとか映えるとか注目されることって難しいのでもう少しやってもいいのかなと思いますね。

清野さん:人材の流動性が高いっていうのがそもそもの問題なのかもしれないですね。社長や社員が頻繁に変わってなかなかチーム・会社として哲学やフィソロフィーみたいなものを一貫して何十年もできていないのは問題かなと思います。

経営理念などをBOKURAは大切にしていたり、世の中にこういうことで影響を与えたいっていうのが明確に目標として掲げてやっているけど、そういうのが弱いのかなと少し思うところはありますね。

山本:スポーツは結果がすぐに出てしまうので、ダメな時に変える雰囲気になっちゃいますよね。降格争いしたから、降格したからという理由で社長交代だみたいな。中長期で5年、10年はなかなかやりづらくなってしまいますよね。

次にスポーツ業界を目指している若者に対して、どうしたら活躍できる人材になれるか、何をすべきか、私見があれば教えてほしいです。

清野さん:自分のできることって何なのかって話だと思うんですよね。

スポーツチームって仕事多いじゃないですか。運営だったらイベントの業務に近いし、地域の連携とかだと営業と親和性高いとか。営業だと単純に無形商材売ってるとかが強いし、広報だったらメディア関係の仕事とかPRとかもあるし。

僕たちの会社だとSNSの仕事が多いので、SNSの知識や営業の経験が必要とかそうなると2個ぐらいしか採用の枠がないけど、スポーツチームって業務がたくさんあるから、自分のやりたい仕事から逆算して自分の武器が1個あればいいんじゃないかなと思います。

やりたいっていうのはみんなそうだし、そんな人いっぱいいるから自分が社会人として何ができるのかとか、チームに何を残せるかみたいなところが明確にあれば貢献できるし、実際入社したいっていう思いも叶うんじゃないかなと必然的に。あとは行動力ですね。

山本:やりたい事を見つける、それに紐づいたできることを作っていって、あとは行動すると。浜田さんはどうですか?

浜田さん:スポーツチームってすごい色んなアセットがあるじゃないですか。ホペイロや栄養士、サポーターもアセットになるし。

そういうアセットの役割について何と何を組み合わせたら良い効果が生まれるのか考え、インターンの時にアクティベーションの提案書を作ってました。それは結構勉強になりましたね。どうしてもスポンサーの企業は選手を使いたがるけど、金額が高い。

BOKURAでやってるファンボイスとか、ファンの声を使った商品を売るとか、サポーターは無償で協力してくれるし、スポーツのファンだったら。様々な立場の人のスポーツの関わり方っていうのを自分が客観的に考えて持っておくっていうのは良いかなと思いました

山本:スポーツ業界に仮に入った時に、どうスポーツを生かしてマーケティングや営業活動をするのかをイメージするということですかね。

みんなスポーツに関わるための方法が漠然としているっていうのは感じていて、何でどう関わるとかあんまり持っていないのが感覚8割ぐらいいますね。笑

清野さん:みんなスポーツに関しては詳しいから、他の知識は必要かなと思いますね。休みを全部スポーツに使うとか、「スポーツの勉強しかしてません」みたいのはあんまり良くないかなと思いますね。色んな友達とか作って、色んな経験した方がいいかなって。

例えば、ライブ行くとか買い物行くとか。そういうのからスポーツに活かせることはたくさんあるので。

山本:エンタメに触れるってすごい大事ですよね。

清野さん:そうですね、エンタメなのでスポーツって。あとコミュ力ですね笑
意外と真面目でおとなしい子多いなっていうのは感じますね笑

山本:えーそうなんですか笑


以上になります。本日はありがとうございました。


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